ど素人おじさんの報告書WP

悲しいかな、我々「おじさん」の世代はかなりヤラレっぱなしのキビシイ状況が続いています。 しかしながら、まんざらすてたもんでもない部分も多少なりともあるはず。

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ウッドデッキ2次展開その2—-柱のすげ替え、屋根とゲートの作成、床下点検口の作成

      2015/03/29

柱の挿げ替え

今回の柱のすげ替え作業は、新たに土台作りを行う必要はありませんでした。
これは、とても喜ばしいことでした。
「ウッドデッキ製作1次」で紹介したように、土台作りの作業はかなりツライものだからです。
下の画像は、柱を挿げ替えた様子です。

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作業は順調に進むかと思われましたが、発生した問題がひとつありました。

それは、コースレッドや金具に利用したネジを抜く場合に、ねじヤマをつぶしたり、途中でネジが切れてしまった場合の対応でした。
このことは、実は以前から少なからず直面していた問題でした。
私はどちらかというと非力なほうで、そのため、ドリルドライバーの押さえが甘くなることが多く、金具の取付けに使うネジのヤマをつぶすことがたびたびありました。

この場合の対応として、最初は普通のペンチを使用していました。

柱のすげ替え作業で、ねじの引き抜き対策として、ロッキングプライヤーを用意したほうがいい、と思います。

普通のペンチで、ねじヤマがつぶれたネジを引抜く作業は相当な力が必要で、スリップしやすいねじと格闘しなければなりません。
ミスが発生するごとに余計な体力と時間を費やさねばならなかった、というわけです。
ひどい場合には30分以上も、ねじヤマのつぶれたネジと格闘することもありました。

どうしたものかと悩んでいたある日、比較的近辺にあるホームセンターでクランプとペンチの合体したようなものを見つけたました。
当時の私には名称すらわからない器具でした(下画像)。価格は1,000円しませんでした。

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そうです、ロッキングプライヤーという器具です。

この器具は、レバーのお尻部分の調節ネジで締付けの強さを調整し、後はペンチと同じように対象物をはさむ仕組みになっています。
そして、いったん対象物をはさみ込むと、内側の補助レバーを操作しないかぎり対象物をしっかり固定する、という用途になります。

その後、この器具は私にとってあらゆる面で活躍する、という、なくてはならない存在となりました。

柱と床の枠どりは切れ込みを入れてハンマーで叩き割るのが一般的のようです

柱と床の枠どりは以下の画像のように行いました。
まず、丸ノコで切れ込みを約2cm間隔で入れて、一気にハンマーで叩き割り、後はジグソーやハンドサンダーなどで整えると言う方法です。
この方法は、ネット上で広く行われているようでした。

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屋根の骨組みと家屋との接続

通常の例では、屋根を取り付ける場合、2階のベランダの真下に重なるように作り上げるのが一般的です。
ところが下の画像のように、我家の場合は、窓の上部からベランダまで取付けるための空きスペースが全くありませんでした。

したがって、家側に屋根を固定することができません。

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いろいろ検討した結果、屋根と家は分離型とし、波板をベランダの隙間に差し込むやり方で対応することにしました。
下の画像は2Fベランダの下部に屋根の骨組みを接地している様子となります。
設置はしていますが、ネジなどの固定は行っていません。
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下の画像は、波板を2Fベランダ周囲に張詰めた様子。
波板は、ベランダの「へこみの隙間」にうまく差し込んで収まりました。
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ゲートと屋根の全景

屋根の部分と接続する付属ゲートの部分は、2001年9月5日に完成しました。

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下の画像は、屋根の内部で百円ショップで購入した「S字フック」にぶら下がっている「物干し竿」です。
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やはり、屋根ができたことにより、雨天時のデッキの利用範囲が大幅に広がりました。
また、それまで乾きすぎてカラカラに硬くなりがちな洗濯物も以前よりは柔らかく仕上がるようになったと言います(女房談)。
ちなみに、心配されていた「暗さ」は全く杞憂でした。一挙に屋根を全面に広げるべきだったかもしれません。しかしこれは次回のお楽しみ?、としました。

下の画像は付属のゲートです。
ゲートに接続したフェンスの柱はコンクリート土台に穴をあけ、アンカーナットを埋め込み4×4材を固定し、シンプソン金具で立ました。
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上画像は2002年7月18日の様子で、ゲートフェンスの周りは、オーシャンブルーのツタで覆われています。
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400円ほどで購入したオーシャンブルーは一株が1ヶ月ほどで上の画像のようになりました。
朝顔に似たオーシャンブルーは秋の終わりまで花を咲かし続けました。

床下点検口

ウッドデッキの床下点検口は、以下のように設置しました。

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下の画像のように、使用中の床材を切り出して「下駄の歯みたいなもの」で接続して「すのこ状のフタ」にしました。
これまで、「ちょうつがい」とか「グリップ的なもの」とかの必要性にかなり悩んでいましたが、それらは、結局は杞憂でした。

どういうことかというと、「点検口のフタ」が「2m級の2×材の3本セット」は10Kgを越えるくらいの重さになります。さらに、「下駄の歯みたいなもの」が「根太とのカミあわせ」に擦れる程度かピッタリであれば、「フタはそう簡単にはズレない」のです。

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収まり具合は下の画像のようになります。私としてはかなり満足のレベルです。

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厄介な点として木材が反っている場合(全部多少反ってました:泣)、下のような組合せを基本に「点検口のフタ(すのこ状)」を組み立てました。
そうすると幸いなことに、ほぼまっすぐになりました。

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仮止め的に試行錯誤でいろいろ試しましたが(穴がたくさん開きましたけれど:笑)
どうしてもまっすぐにならない場合は、最終的な形状が「ソリ型」より「山型」なるようにすれば基本的なガタつきはありません。山の真中の下にスペーサー的なものを入れれば回避できると思います。

こうして、ウッドデッキ2次展開は完了しました。

 - ウッドデッキ

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