電動アシスト自転車 クロスバイクハリヤに四代目ミラーを取り付けました。これまでで一番の満足度です。
自動車と同じ道路をある程度のスピードで走る以上バックミラーは必須であると私は考えます。
ロードバイクやクロスバイクは時には原付バイクを上回るスピードで走行する場合も度々あるわけで、原付バイクでは「ミラーの搭載が必須である」のに対し、ある一定以上のスピードが度々出る種類の自転車に「不要である」というはずがない、と思うのです。
目次
初代ミラーは平面ミラーで、本体は合成樹脂製でした。
私の場合はハリヤ購入の直後から必要性を感じ、1か月後には以下のミラーを取り付けていました。
最初に取り付けたミラーはメーカー不明でした。記録によるとホームセンターの処分品で片側だけ(左右共用)600円で調達したものです。
ハンドルバーの端にねじ込むタイプでミラー面はプラスチックではなくガラス製で、振動に強く、
角度が狂うこともない優れものでしたが、鏡以外は合成樹脂製だったため5年ほどで経年劣化で折れてしまいました。
二代目ミラーは初代とほぼ同じタイプでした。
価格は前回使用のものより安く527円だったのが決め手です。
これも片側だけ(1個だけ)の販売です。前回とお同じハンドルバーエンドのキャップの代わりにねじ込むタイプです。
キャットアイ(CAT EYE) サイクルミラー マウンテンバイク クロスバイク用 右側用 BM-500G
初代ミラーよりやや小ぶりでしたが、まずまずの視認性でしたが、初代が平面鏡なのに対しこのミラーは曲面なので慣れるまで距離感に戸惑いました。
ズレにはあまり強くない印象がありました。いくらセッティングしても段差などの衝撃ではズレました。
⇒私の利用の仕方が良くなかったのか?製品の仕様か?個体差かは不明です。Amazon評価は賛否両論でした。
補修しながらも約4年間使用しました。3年目には少しの振動でもズレやすくなり、バーエンドの部分もぐらぐらと緩くなりいくらネジを絞めても効果なくダメで、だましだまし使う状態でした。
基本的に本体が合成樹脂製なので駆動部分の経年劣化は避けられない部分でしょう。
三代目ミラーはやや小ぶりで本体が合成樹脂製で格安のベルト固定タイプ
次に取り付けてみたのが以下の製品です。
価格が250円だったのと、そこそこ評価が高かったため購入しました。これは2個セットの商品です。
【ノーブランド 品】ユニバーサル 自転車 サイクリング ミラー ハンドルバー バック ミラー 3色選べる – ブラック
伸縮性のあるベルトで巻きつけ取り付けタイプで、ハンドルバーエンドに取り付けるのが基本のようですが、様々な部分に取付可能です。
レビューではなんと指に付ける方もいらっしゃいました。
私の場合はいろいろ試しましたが、以下のようにフロントフォークのサスの上部に取り付ける場合が多かったです。
私のハンドルはグリップが変形であるためバーエンドの装着はしっくりいきませんでた。
この製品はやはり振動に弱く使用期間が長くなるほどズレが大きくなってきます。末期には風圧でもズレます。それに伴う頻繫な調整もそれを助長するのかもしれません。
また、装着は厚めのゴムバンドですが耐久性はあまり期待できません。
しかし、小さめのミラーですが写りは良好で慣れれは実用レベルです。ただし、曲面ミラーなので最初のうちは距離感に戸惑うかもしれません。
私の場合は1年ほどで2個とも劣化消化してしまいました。
使い捨てならば、満足レベルとなるかも知れません。
四代目は本来バイク用のミラーです。
で、今回取り付けたのがなんと本来バイク用のミラーです。とはいってもハンドルバーエンドに取り付ける小ぶりなタイプです。
バイク用である以上、ほとんどが金属であることを期待しました。
バイク オートバイ 用 バーエンド ミラー 左右 2個 セット 丸形 汎用
私の購入時は950円でしたが2021/3/27現在で値上がりしていて1,129円になっていました。
商品は立派な梱包で2日で届きました。
想定通り本体はアルミ合金でずっしり感があります。ミラーは曲面広角タイプでした。
しかしあれれ、
ネットの画像と届いた商品はミラーの付け根部分が明らかに違います。駆動部分が増えています。
本来この商品の泣き所として駆動部分の自由度が無い旨のレビューが散見されたので、これが克服される可能性があります。
これは嬉しい誤算かもしれません。
ちなみにAmazonでこのミラーと同じものが1割高ほどの価格で出品されていました。しかし評価はあまり高くもなくレビュー数もまだ少ない状況です。
早速取付ですが、ある程度想定の問題が発生しました。
そもそも捻じ込むアンカーの径がバイク用のため、ハリヤなどの自転車ハンドルバー用ではありません。
このアンカーの外径は17mmですが、ハリヤのハンドルバーエンドの内径は15mmなので残念なことにそのままでは取付できません。
しかし実はこのアンカーは下画像のようにこのアンカ-部は外径13mmと17mmに分離できます。
左から外径17mm、外径13m、それとアンカーをねじ込みによって広げるナットです。
いずれもアルミ製でした。
まずは13mmのアンカーで取付ようとしました。
しかし、おそらくアンカーの径を限界まで広げましたがスカスカで空回りします。
と、いうことはアンカーは2mmも広がらないということです。
で、しばらく検討した挙句、13mmのアンカーの嵩増しの方向性としました。
嵩増しの材料は下画像の酎ハイ空き缶(アルミ)です。
アンカ-の切れ込みを帯幅としてアルミ缶の帯を切出します。
アンカーの外周を1周り半程度の長さです。
ハンドルバーエンドに捻じ込みます。
キツキツなので最後はゴムハンマーで叩き入れます。
のはずでしたが、使用後3日でハンドルバーエンドの取付部がグラグラしてきました。
ちなみに、私の通勤コースにはダートなでこぼこ道が200mほどあり、そこそこの衝撃を自転車が受けることになります。
仕切り直しです。
ミラーを取外してみると、巻いたアルミの薄い帯がさらに薄く延ばされた感じになっています。
このままではとてもハンドルバーエンドに差し込めないのでペンチで整形します。
あとは、1枚巻きでハンドルバーに取りつけた手順で完成です。
駐輪場ではミラーを折り畳んでいます。
使用して1ヶ月経過していますが走行中にミラーがズレることは全くありませんでした。
今のところとても満足しています。