電動アシストクロスバイクハリヤの完組ホイル付属のDNP社製(だと思う)のスプロケットのギヤが欠けたので、交換しました。
2015/05/03
目次
ハリヤのリアスプロケットの6TH(歯数13T)の歯が2ヶ所欠けてしまいました。
問題のギヤ歯欠けたスプロケットは、2014年1月に交換した完組ホイルに付属していたものです。
画像は購入当時のものでDNPと刻印が見られますが、型番は不明でした。
やはり、20Kgを超えるハリヤの車体の運用には無理があったのかもしれません。
ギヤ歯が欠けた時は走行距離として約2,000Kmを超えたあたりでした。
2014年の4月、帰宅途中の夜間、突然ギヤが暴れだしました。
停車してペンライトで確認すると、ギヤの間に異物が挟まっていたので取り除きました。
さらに、確認すると6TH(歯数13T)の歯が2ヶ所欠けていました。
帰宅後すぐに「スプロケット」と「スプロケットはずしの道具」をAmazonで注文しました。
交換するべきスプロケットと道具は、ギヤ歯が欠けの発覚後、4日後には届いたのですが、腰の重い私はなんと1ヶ月ほど、だまし、だまし、放置して乗り続けていました。
今日は雨だから、だの、忙しい、だので、距離にして約600Kmを軽く超えていました(汗)。
おそらく30分以内で完了する作業なのですが、気が進みませんでした。さびたペダルをキコキコ漕いでいる人々の気持ちがわかりました。歳のせいかもしれません。
それでどうなったかと言うと、二番目に重い6THのギヤにシフトするとチェーンが暴れまわる現象がおき始めました。
また、そこから他のギヤにシフトするとやはり暴れまわる率が高くなりました。
時々チェーンも外れました。
そんなことである日、夜間の仕事帰りの上り坂道で、ちょっとした恐怖を味わいました。
帰り際チェーンが3回も外れたので、さすがに、これはヤバイと思いました。その地点から家まで歩くとなると、経験上3時間掛かるからです。
ようやくスイッチが入り、翌朝、出勤前に作業を強行することにしました。
不測の事態に備えて、作業時間を1時間限定としました。
それを越えたら、バイクのFTR223の出番と決めました。
2014年4月29日の夜のことでした。
購入したスプロケットは
シマノ SHIMANO CS-HG41 カセットスプロケット 7スピード 11-28T ECSHG41712 8です。
ギヤ構成は11-13-15-18-21-24-28となっています。
送料込みで1.330円でした(2015年1月現在では1,620円と値上がりしていました)。
今ではかなり旧式となってしまった7段ギヤ構成です。
ついでに取り付けおよび取り外し専用器具も注文しました。なんとスプロケットギヤよりも高い送料込の1,680円でした。
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実際のスプロケット交換作業
スプロケット交換作業は手順さえ踏めばそんなに難しいことはありません。
すでに、私のハリヤのリアタイヤは完組みホイル購入交換で「クイックリリース」なのですが、初心者なハリヤユーザーのためにあえて手順を示します。
本格的な自転車のりの方は無意識にでもできるレベルのものなのですが。。。。
まず、リヤタイヤを外すためにやっておかなければならないポイントが2つあります。
これをやらないと外れません。
第一のポイントは、Vブレーキのワイヤーを緩めることです。
これは、ワンタッチで出来ます。ブレーキのアームを中央に寄せて、バナナのような金属管を抜くだけです。
うまくいくと下の画像のようになります。
第二のポイントは、純正のハリヤの場合、ディレイラーのガードを外すか緩めることです。
リヤタイヤを外すときに、ディレイラーガードがディレイラの最大限の伸びを邪魔するので、タイヤをスムーズにはずすことが出来ません。
ディレラーが最大限に伸ばすことが出来れば、リヤの固定の軸ネジを外せば(クイックリリース)リヤタイヤが下方向に、ほとんど垂直方向にに、簡単に外れるようになります。ただ、作業をしやすくするためには自転車を固定する必要があります。
私の場合は、ハンドルのところに厚手のぼろタオルを敷いて、ハリヤを逆さまにして外しました(固定器具を持っていないので:笑)。
で、外したリヤタイヤです。
専用器具で旧スプロケットをはずしました。
使った工具は調達した専用器具、
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です。
さほど、力を入れないで外れます。
で、外したスプロケットです。
6TH(13T)を確認してみると、3ヶ所歯抜けになっていました(驚)。プラス1ヶ所なんだか歯がおかしいです。
本当にヤバイ、ヤバイ、やばい。チェーンまでヤラレナクテよかったです。
購入したスプロケットSIMANOのHG-41を装着します。
スプロケットが収まる組み合わせは1ヶ所しかありませんので、基本的な装着間違いは発生しないはずです。
ただし、ナカナカ収まらないので、少し焦りました。
後は、留め具にグリースを塗って、逆の手順でスプロケットを閉めます。
このときのトルクは説明書に30-50N-m(300-500kgf-cm)と記述してありますが、
そういう計測器具を持っていないので、勘で締めます。
あまりキツ過ぎず、外したときの感覚を思い出して締めます(いいのかな?)。
で、完了です。
時間にして、15分くらいです。
あっ、まだディレーラガードとブレーキを元に戻してませんね(笑)。
試走してみると、重いギヤシフトUPがもたつきながらもちゃんとシフトするようになってました。
それから、300Kmほど乗りました、いい感じでした。
錯覚かもしれませんが、何だか前より軽くなったような気がしました。
あと、消耗して重く鈍くなってしまったブレーキ/シフトワイヤー、レバー、ブレーキパットにグリップ。。。
この交換レポートは、今後段階的に報告します。