玄関前の巨大化してしまったコニファーを撤去しました。しかし、とても大変な作業でした。
2015/01/16
玄関前のコニファーがいつのまにか巨大化してました。2014年11月現在で、8メートル超えの巨大コニファーになってしまいました。かなり見苦しい状態になっていました。
コニファーは、ここ3年くらいの間で、約3メートルくらいの高さから急激に成長したような気がします。
数年前から家族からは「どうにかならないの?」とブーイングでした。
目次
- 1 それにしても、コニファーって急に巨大化するものなんですね
- 2 植木の撤去をいろいろ調べていくとかなり大変そうです。プロの業者さんにお願いするのが正解かもしれませんでしたが。。。ダメモトで挑戦です。
- 2.1 ブレードの長さ230cm以上を使用するとブレが大きくなり思わぬ事故の原因となります。
- 2.2 ①レシプロソーの通常の使用開始前は1分。ブレード交換の場合は5分の試運転を行い、異常がないかを確かめて作業に入りました。これは、取扱説明書に明記されています。
- 2.3 ②購入したレシプロソーの連続運転は定格30分と表記されていました。しかし念のため、規定外の刃を装着をしているため負荷を考えて5分くらいで停止し、今回は3回に分けて切断作業をしました。
- 2.4 ③切断切り口に対しての反対側に木が倒れることを前提にしなければなりません。今回の場合は、道路に平行に倒れるようにしました。 それでも、危険なので十分な配慮を行いました。
- 3 最後の難関。切り株の撤収です。
それにしても、コニファーって急に巨大化するものなんですね
次に下の画像は、2009年2月ごろですが、軽く4mは超えた状態になっています。
まだ、あんまり見苦しくはないですが、「やばくなるかもな」とは予感していた時期です。
その3年前まではクリスマス時期にはツリーの装飾を施していたんですが、もうだれも飾り付けをしなくなった頃でした。
下の写真は、2006年5月のものです。植え込みをして5年ほど経ったころでした。
この時は、150cmくらいだったような気がします。
購入は2001年の春で高さは70cmくらいでした。
この時は小さくて、かわいくて、台風のときは必ず倒れてましたね。
まだ、根がしっかりしてなかったですね。それでも復活する強い木だとは思っていました。
画像は2003年の12月はじめのコニファーは、当初90cmくらいの高さでした。
このころは、クリスマスにはクリスマスツリーとしてコーディネイトもしたりしていました。
画像はおかみさんのお手製の「シンプル雪の結晶」を飾りつけたものです。
月日の流れは速いものです。歳をとるはずですね。
それにしても、コニファーって急に巨大化するものなんですね。
ほとんど、手入れをしないで放置した結果なのですが、緑の部分も上の三分の一だけで、あとは枯れ枝状態でちょっと見苦しい感じになったわけです。
2014年も台風のときも倒れないか、と怯える状況でした。けっこう大きな大木でも折れたり倒れたりすることがありますので、大げさな話ではないはずです。
もし倒れたり、途中で折れることがあると、周辺の電線を直撃する恐れがあります。私の住んでいる地域は台風が時々やってくることがあるのです。
これを何とかしないといけないと、台風の度、または日頃から思っていたんですが、先送りの得意な私の性格のため月日は流れていきました。
コニファーは足で蹴ってもビクともしない感じに根付いていました。ラガーマンの本気のタックルでも、お相撲さんの鉄砲突きでもビクともしないかもしれません。150cmの高さまで直径は間違いなく30cm越えでした。
植木の撤去はたぶんものすごく大変と思われます。
植木の撤去をいろいろ調べていくとかなり大変そうです。プロの業者さんにお願いするのが正解かもしれませんでしたが。。。ダメモトで挑戦です。
植木の撤収について、やや本気になって、いろいろ調べました。
問題は、木の根元の「切り株」です。業者さんは、やぐらを組んでウインチやクレーンを使って撤去するようですが。。。植え替え可能な場合によってはパワーショベルの登場もあるようです。
Winch basket / mattwi1s0n
昔は馬を使ったりしたようです。
車を使いたいところですが、長いワイヤーが必要です。あと、引っこ抜いた瞬間に「切り株の飛び出し」が問題です。切り株の周囲何メートルかに、ある程度の危険が及ぶことを想定しなければなりません。その場合は立ち入り禁止区域を作らなければなりません。車のリヤウィンドウに危険物が飛んでくるかもしれません。
住宅地ではこの方法は、論外と言わざるおえません。
とりあえず、切り株のことは後回しにして約3mの高さのところで、切り倒すことにしました。この高さで切り落とすと電線に接触せずに処理できるはずだからです。
まずは問題はどんなものを使って切り落とすかです。
直径が約30cmほどに成長していたのでジグソーや丸ノコでは話になりません。チェーンソウをどこからか借りるかな、とも思いましたが、とりあえずホームセンターに行ってみました。
で、ゲットしたものが下のものです。それまで、存在は知らなかったのですが、レシプロソーというものです。
値段はピンからキリまで数千円から数万円と何がが何だかわかりません。
このようにラベルは違いますが、おそらくODM供給でしょうか?Amazonでもほとんどおなじものが出品されています。
ホームセンタのものはYES-280で、AmazonのものはARS-180です。
SHINKO(新興製作所) 電気のこぎり ARS-180
地元のホームセンターではAmazonの2分の1くらいの価格で税込2,980円で特売目玉でしたので即買いしました。これに解体用の285mmの歯をAmazonで購入したものを装着して木を切断しました。
装着した刃は解体用で以下の画像です。送料込みで 1,580円でした。いろいろ調べましたがこれが一番長い刃のような気がします。
この解体用の刃のセットで、のちにいろいろな日常の場面で活躍することになります。大げさかもしれませんが、一家に一台あるとかなり便利かもしれません。
ただし、ただしこの機種(YES-280)にこの解体用の刃をつけることは、推奨されていません。注意書きに、
ブレードの長さ230cm以上を使用するとブレが大きくなり思わぬ事故の原因となります。
とあります。
Z レシプロソー・セーバーソー替刃 解体用 285mm 3枚入り 20106
それから、実際の作業にかかりました。切断にかかった時間は約15分でした。
切断の際、注意しなければならないのは、基本的なことですが3つあります。
①レシプロソーの通常の使用開始前は1分。ブレード交換の場合は5分の試運転を行い、異常がないかを確かめて作業に入りました。これは、取扱説明書に明記されています。
②購入したレシプロソーの連続運転は定格30分と表記されていました。しかし念のため、規定外の刃を装着をしているため負荷を考えて5分くらいで停止し、今回は3回に分けて切断作業をしました。
③切断切り口に対しての反対側に木が倒れることを前提にしなければなりません。今回の場合は、道路に平行に倒れるようにしました。 それでも、危険なので十分な配慮を行いました。
で、切断した木の上部を運ぼうとしたのですが無理でした。予想以上に重いので、その場でさらに切断して運び出しました。それでもかなり重かったです。大人の男性よりも重いと思います。
今回、お隣さんの男性の方の力を借りました(切り出した木は、お隣さんが風呂は薪だったので差し上げました)。
最後の難関。切り株の撤収です。
どういうやり方で撤収するか悩んだのですが、切り後の3mを残して周りを掘り続けて、時々、切り跡を揺さぶってやり方にしました。
原始的な方法ですが、安全面からこれしか思い浮かびませんでした。
それから、残った切り株の周りを気長にヒマがあるごとに数日駆けて掘り続けました。
道具は以下の2種類のシャベル です。
左は、小さく深く穴を掘るのに便利です。右は普通のシャベルですが根の切断を力任せに行うのに使いました。
しかし、しかし、掘れども掘れども切り株はビクともしませんでした。
合間合間で、掘るごとに根をシャベルで粉砕していきました。
それから4日後、雨も降りましたし、地盤も緩んできてやっと切り株を引っこ抜いたというか、倒しました。
深さは120cmは超えていました。掘り出した土がかなり大量なので注意が必要です。
ウッドデッキやその他の場合も同様ですが、野外のDIYで地面を掘る作業には土の処理は意外と困る部分です。私の場合は庭があるのでそこに盛ればいいのですが、スペースがあまりない場合はかなりヤバイです。
上の画像でもお分かりと思いますが、シャベルがそばに置いてあり比較すると判りやすいですが全長4mくらいありました。
これもとても運べないので、そこで解体しました。
元の場所には、庭であまり育ちがよくない感じ生えている「かえで」を移し変えて植えました。
うまく育ってくれればいいんですけどね。
そういう感じで巨大化してしまったコニファーの撤去は完了しましたが、二度とやりたくないDIYです。
素人がやるには、かなりの覚悟が必要かと、思います。