ど素人おじさんの報告書WP

悲しいかな、我々「おじさん」の世代はかなりヤラレっぱなしのキビシイ状況が続いています。 しかしながら、まんざらすてたもんでもない部分も多少なりともあるはず。

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隣の境(東側のフェンス)の作成—その2、フェンスと言うよりは最終的に、大部分は小屋になってしまいました。

      2015/01/30

隣の境(東側のフェンス)の作成—その1では屋根の波板の設置の様子を具体的にアナウンスしていませんでした。

波板を張る際にはどうしても、波板そのものに乗った形で作業せざるおえない場合があります。
私の場合は以下のように、3本の2×4材をソリの様な足場としました。
私の体重は約68kgですが、十分な強度の足場となりました。
以降、いろいろな波板を張る場面(ウッドデッキの屋根や自転車小屋)ではこの足場で行いました。
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この時使用したハンマーは握りの部分が合成ゴムで、枝の部分はグラスファイバー製のものになっています(画像の右端)。

普通のハンマーよりは疲れないらしい?と言われていますが、どうなんでしょう?
気分の問題かもしれませんが、なんとなく扱いやすいような気はします。
この場面で何十年ぶりかに釘打ちをした私でも、それほど打ち損じが発生しませんでした。

波板は迷った挙句、こげ茶の半透明タイプにしました。
半透明のほうが、枠の確認ができますし、作業はやりやすいと思ったからです。

ただ、枠の節の部分の確認はあまり出来ませんでした。
節の部分に釘打ちをするのは、とてもつらいものになります。
場合によっては、位置を変更せざるおえない場合もあります。釘がナカナカ打ち込めません。

ちなみに、この屋根の釘打ちは4山はをはさんだ間隔で、約200本程度となりました。

屋根の一部変更をする—–波板がパタパタするんですね。

当初、屋根の部分は、台風などの強風に対し、ワザとはがれやすい構造としていました。
ところが、実際は、屋根を張り終えたところで、何日か様子をうかがってみると、そこそこの強風時に「ぱたぱた」と音鳴りがすしてしまうのです。

そのころ、雨の日も多く、作業が中断していた時期でもありました。
ある日、近所で造成中の何人かの大工さんと知り合いになり、強度や構造をチェックしてもらいました。
強度的には合格点でしたが、構造上は問題がありました。
もちろん「音鳴り」の部分です。

解決策は以下の①もしくは①②ということになります。

①屋根の周りをスカート状に、幅のある板で囲む。それにより、横風を回避できる。
②それでも回避できない場合は、波板を両サイドから長い板で補強固定(ようするに波板の端を板で押さえつけ)する。

①をクリアするためには、骨組みの一部を伸ばしてやる必要がありました。
下の画像の、左が変更前で、右が変更後です。
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継ぎ足した「腕(骨)」は65㎜コースレットを
両サイドから3本ずつ計6本ドリルでねじ込みました。

屋根の横板はちょっとワイドな2×6のレッドシダー材を使用しました。しかし、これは重くて大変でした。

屋根の横板は2×6のレッドシダー材を使用することにしました。
ところが、ここで大きな問題がありました。
一人で高所(270~300㎝)で作業を行うには、材料があまりにも重過ぎたのです。
そこで、写真のように事前に補強材をSETして対応しました。
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横板があまりにも重過ぎたため、クランプのみで対応できない部分は下の写真のようにネジ留めも併用しました。
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あと、怪我の功名と言うべきか、ラッキーなことに横板のセット時において、前作業項目で継ぎ足した「腕」が「調節可能」となったため、横板は下の写真のようにピッタリと、収まることができました。
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下の写真は作業後の全景です。
これで、横風から波板はある程度保護され、波板自体も全ての完成時にはパタパタがなくなりました。
屋根の部分の作業はあと横の部分だけとなっています。
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廃材サイデリングボード(壁材)の利用

ひょんなことから、サイデリングボード(壁材)のを無償で手に入れることができました。
これは、我家で使用しているボードとほぼ同一素材のものと思われます。
もちろん、廃材です。
ただし、すべてを壁材として利用するにはちょっと少なすぎました。
一部の側面のみに利用し、あとは床材として活用することにしました。
ちなみに、強度的にはかなりのものです。ハンマーで叩いても簡単には割れません。
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下の画像はサイデリングボード(壁材)を横壁に利用してみたものです。
となかなか調和の取れた納まり具合となっています。
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ちなみに、このボードは内側から、コースレッドではなく、4ミリのなべふたネジで固定しています。

ボード切断の加工にはグラインダを使用しました。
注意するべき点は、ものすごい量の粉が煙のように発生するので、何らかの対策が必要と考えられます。

私の場合は、切断箇所にホースで水を滴らせながら処理しましたが、それでも約5秒間隔で断続的に行いました。
もちろん、防護メガネとマスクは必需品となります。かなりやっかいで、覚悟が必要です。

サイデリングボードを床に利用しました。これは楽勝です。

サイデリングボード(壁材)を床に利用してみました。

手順は、まず、砂利を均等に約5センチメートルの厚さで基礎土台とし、
あとは、それぞれ不揃いなボードを、コンクリートボンドで繋ぎ合わせて敷いただけです。かなりしっかりしてます。
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小屋の部分の残りの壁は波板張りとしました。

東側の隣家側には、当初ラティスフェンスを取り付けていましたが、これを取り外し、全面的に波板に貼り変えました。
当初、目隠しだけのプロセスから物置仕様のステップに移行したことになります。
この時には、ハンマー打ちにもかなり慣れてきて、3時間ほどで作業は完了しました。
とは言っても、翌日はお決まりの筋肉痛となったのは言うまでもありません。これも覚悟と体力が必要です。

あと、最終段階で、北側隣家の壁のため波板の釘打ちが不可能な部分がありました。
ハンマーを打ち込めるだけのスペースがありません。
完全な、検証ミスでした。
しかたがないので、下画面のフック型の留め具を使用して固定しました。
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これで、東側フェンス一体型物置が完成しました。
と言っても、ドアのない小屋で自転車小屋のようなものです。

 - フェンス

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