玄関アプローチの端に自転車小屋を作る
東側のフェンス一体型物置小屋の屋根が完成した時点で、そこが、一時的に自転車置き場になりました。
私の家族は自転車3台にバイク1台を運用しています。
以前から家族の全員の要望として、西側の玄関付近に自転車小屋を作って欲しい、というものがありました。
玄関前なので、これまで作成してきた、表札や風見鶏の部分と、調和させる方向性でスタートしました。
以下の図がイメージで、点線部分が屋根の予定となっていました。
2000年12月のことです。
記録によると、実際の作業は2001年の3月の休日4日間で完成しています。
自転車小屋の作成—–基礎作りと柱の固定
基礎に関しては、ウッドデッキの場合と同様に、手作り巨大三角定規を使用し、玄関前の表札/風見鶏の柱を中心に設置していきました。
なお、土台の固定は、お決まりのやりかたです。
20cm以上の砂利を敷き詰めた穴に土台を埋め込み、ホームコンを盛付けて如雨露(じょうろ)で水を満遍なく注ぎ、あとは乾くのを待つというものです。
下の画像は設置した土台をボルトで固定する穴をあけている様子です。
クランプで反対側に捨て板を固定してやると、きれいな穴をあけることが出来ます。
下の写真は柱の設置が終わった様子となります。
この状態では、まだ不安定なので、補助の木材で固定しています。
補助の木材は、巨大三角定規にも使用した
一本60円の長さ2400ミリの杉の荒材です。
骨組み、屋根張り、そして完成
ラテイスを前面に面取りしたおかげで、雰囲気がかなり変わりました。
私自身はかなり気に入っています。
左下の写真は屋根の骨組みの様子。
特に中心部を4×4でクロスさせて強化しています。
念のため、ど真ん中でぶら下がってみましたが、強度の点では全く問題ないようでした。
今回は、できるだけ木材の消費を押さえました、なにしろ、この小屋のタメに特別に木材は購入していないかったからです。
すべて、ウッドデッキと外柵の調達時に浮いた材料でまかなっていました。
右上の写真は4×4を取りつける場面で使用したシンプソン社の金具です。
下画像は基本的な骨組みが完成した様子です。
当初、屋根部分は五角形でしたが、仮止めの段階で今ひとつだったので、開口部角を作り、変則六角形としました。
屋根の外周は2×8材を使用し、屋根に使用する波板が目立たなくなっています。
また、屋根は微妙に北側に傾きを待たせてあります。
下の写真は、屋根の骨組の様子。
今回は、コスト削減のため屋根の骨組みの大部分は40ミリ×30ミリの杉の粗材を使用しています。
間隔は前回「東側隣家の外柵一体型物置」の40センチに対して、約50センチとしました。
念のため、体重約70キログラム私がぶら下がったところ、どうにか大丈夫でした。
注意するべきところは、コスト削減のあまり波板を打ち込む「ホネ」の間隔を広げすぎると、波板を踏み破りやすくなるところです。
実は未だに適正な間隔は不明ですが、間隔が40センチの場合でも波板は踏み破りやすい状況でした。
波板打ち込みは、東側の小屋の屋根に行った際、同じ要領で「ソリ」を足場に作業を行いました(既出画像)。
下記画像は2009年2月ごろの画像です。
このころまでは、マメに毎年塗装してました。これからしばらくして風見鶏は見えなくなってしまったので別の場所に移動しました。
下画像は13年経過の2014年11月の状況です。2年ほど塗装してません(汗)。
屋根から多少の雨漏りがするようになっていますが、まだまだ問題なく使っています。
コニファーがヤバイですね(後ほど撤去しました)。
関連記事
- PREV
- ツーバイフォーのあまり材で簡単積み木
- NEXT
- コスモスのウェルカムボード