ウッドデッキ1次展開–その1–情報収集、設計と見積り
2022/11/05

By: Cat
「ウッドデッキを作る(育てる)ことは一つの哲学である」
とネット上で誰かが語っていた気がします。
私自身、それに少なからず賛同しています。
ウッドデッキがあるかないかで生活は大きく一変します。
ウッドデッキ1次展開は「ぬれ縁ベースのウッドデッキ」完成までの記録を記しています。
はじまり
我が家には縁側がなかったので、濡れ縁のようなものを考えていたのですが、次第に構想が膨らんでいき、ウッドデッキの検討をするようになりました。
ただ、大変な作業になることは目に見えていたので、1次展開は屋根なしのウッドデッキまで、2次展開は屋根つきのウッドデッキと想定としました。
情報収集
もしかしたら、
「キット」の方が安上がりで、きれいな出来映えではないか?とういう考えがありました。
ともかく、ネットで手あたり次第に調査し、あるいは可能な限りの「扱い業者」や「ホームセンター」に出向きました。
その結果、一から作るしかないという結論に達しました。
以下がその理由(根拠)となります。
①一般的にキットの床材は2×材の厚さの38mm以下の場合が多い。したがって、メンテナンスの際は、メーカーに頼らねばならない。自作であれば2×材は手に入りやすい。
②床材は2×材の厚さの38mm以下であれば、自作の場合の床よりも強度的に弱いと想定される。
③一見、正確に切り揃えられた部品はかなり有利にみえる。しかし、逆にかなり正確に作らないと、これらはキチンと組み立てることができないのではないか?特に、基礎の段階で間違うとそれが命とりになるかもしれない。
④価格的に自作の2~10倍になるようで、状況によってかなり差があります。
ちなみに個人的にかなり感心をもったキットメーカーはいくつかありました。
ネット上でも多くの情報が公開されていて、実績とノウハウを持ているメーカーもかなりありました。アフターを含めあらゆる面で納得させられる部分もありました。
もし私自身に資金面の問題がなかったらならば、キットの購入していたかもしれません。
設計
変更に変更を重ね、少なくとも5回は最初からプランを練り直しました。
そのたびに、想定される材料の種類/数は大きく変動しました。
結局1次段階の形状は以下のようになりました。
とりあえず「屋根なし」「手すりなし」のタイプを1次段階完成目標としていました。
「手すり」は、しばらく使用してから使い勝手で必要かどうか?を考えることにしました。
ちなみに、あまりにも机上で考えすぎたため、実際の感覚が完全麻痺してしまいました。
時々は、実際の現場で確認することが必要と思います。
製作中あまりにも「雨」が多かったため、つい「おっくう」になっていました。
その結果、出来上がったときの実物がイメージより大きくなってしいました。
材料の概算見積もり
気になる。材料費の見積もりは最終的に以下のとおりになりました。
なお、これには工具、コースレッド、ボルトなどの値段は含まれていません。
少なくともキットよりはかなり安かったはずです。
また、木材の部分をウェスタンレッドシダー材ではなく、SPF材にすれば、その部分は半額から3分の1になると思われます。
あれこれと、この段階で1か月を要し、1999年3月が終わろうとしていました。