長い付き合いのFTR223のエキゾーストパイプを磨いたら、いろんな問題に直面ましたが、最後に意外なラッキーな効果が。。。。
2023/01/24
長い付き合いのFTR223は車体番号がMC34-12XXなので2003年製のバイクになります。
購入時期は中古で2008年1月で推定走行距離は少なくとも20万km越えとなっています。
これまで、数々のメンテナンスを行ってきましたが、目下、ダマシダマシで使っている部分が、
- エンジン始動後、運転中のカチカチ音
- フロントブレーキのディスクの摩耗
です。
エンジン始動後のカチカチ音の対応は一般的に、タペット調整となりますが、
そのための必要器具(ゲージ、アジャスター)の調達は検討中です。
そんなに高価なものでもないと思われます。
フロントブレーキディスクの交換は、メンテナンスのためのフロント浮かせのため、
どうやって対応するか?(自作スタンド器具作成か?)検討中です。
これは購入するとかなりの出費の可能性があります。(後日格安品を購入しました)
そんな課題もありましたが、マフラーのエキゾーストパイプの汚れ変色およびサビも前々から気になってました。
これも放っておくとやばいかも知れません。
手持ちのものでエキゾーストパイプを磨いてみる。
手持ちでこんなものがありましたのでまずは、対応を試してみます。
汚れ落とし5枚入りは100円ショップのダイソー品です。
コンパウンドセットは5年前ホームセンターで500円ほどで購入したものです。
いずれもカー用品の枠を超えて数々の場面で活躍する優れものです。
私の中でも数々の実績効果があったものです。
このコンパウンドセットはAmazonでも評価が高く送料無料646円(2022/8/28現在)で安価です。
ホルツ 補修用品 コンパウンドミニセット 粗目・細目・極細 25gx3本セット Holts
さっそく番手の粗目チューブをぬりぬりして試行的作業です。
ところが、埒があきません。対象は強敵です。ダメです。日が暮れます。10分でギブアップしました。
Youtubeなどではよく人力手作業で磨く場面がありますが、私の場合には到底あてはまりませんでした。
作戦変更です。しかし、問題が。。。。
ということで作戦変更です。
日没も近いので急いで近所の100円ショップのダイソーに自転車で調達です。
以下3つを購入しました。
グラインダー導入作戦です。
そんなわけで、しこしこ手磨きではなく、エキゾートパイプ+マフラーを外して、
グラインダーで一気に磨く方向性です。
エキゾートパイプ+マフラーは10mmスパナで外しますが、
あれれ変です。
上部はネジ(ボルト)とナットがエンジン部から抜けて、下部はナットだけ抜けてボルト部分がエンジン部分に残ります。
本来の姿は下の画像のようにエンジン部から「ツノだし」となっているのが正解です。画像は下部の一本のみです。これはやばいぞ。
あと、予想外の問題が。。。今度はマフラー部分の固定金具が破損していることが判明しました。ボルトだけでなんとか支えていた状態でこうなるまでは全く気づきませんでした。
やれやれ。
そんなわけで、再び近所の100円ショップのダイソーに汗だくで自転車漕いで調達です。
小ぶりなロッキングプライヤーとステンレス平型金具です。
大ぶりなロッキングプライヤー持っていましたが、ネジ山が潰れる恐れがあったので小ぶりなものでの対応です。
本当は小ぶりのものを持っていたのですが数ヶ月前から紛失いたようでした。
早速、ロッキングプライヤーはスパナと固着したネジ外しです。が、なかなかうまくいきません。
きつく固定してもカラ回りします。
KURE5-56でスプレーして、しばらく放置します。(のちほどうまく外れてボルト部分はエンジン部に取り付けました)
その間に平型金具の折り曲げ修正です。
ロッキングプライヤーとペンチで修正しました。
購入したものはちょっと長めでしたが、運用に差し支えないので気にしません。
で約10分で磨いて組立です。手作業は何だったのかという処理の速さです。
エキゾート部分は上画像のように鏡面状態となり、大大満足です。
本当は磨いた部分に何かぬりぬりしたほうがいいに決まっていますが、
勉強不足なのでそのままとりあえず使用して様子を見ることにしました。
すぐに錆びる予感が頭をよぎります。
あと、原因不明ですが、その後運転すると、
なんと、タペット音が全く起こらなくなりました。
これは、嬉しい誤算となりました。
参考にされる方は、あくまでも自己責任でお願いいたします。