クラッチレバーの上下のガタつきを修正しました。
20万km越えの長い付き合いのFTR223ですが、
前々からクラッチレバーの上下のガタつきがかなりひどくなってきましたが、
ようやく重い腰を上げて対応することにしました。
長い歳月で使用して可動部分が摩耗したことが原因の場合、クラッチレバーの交換ではこれが解消しない場合があります。
クラッチレバーの摩耗とホルダーも可動部分が摩耗しているからです。
両方交換となれば、かなりの出費は覚悟しなければなりません。
格安な対応方法としては、賛否となりますが、
クラッチレバーとホルダーの可動部分にワッシャーを挟む方法があります。
私自身にとってはこれまで過去2台、いずれも各約10万km越えで2台で20年以上の相棒だったヤマハSRX-6、スズキデスペラード800Xでも実績効果ありました。
部材の調達
使用したワッシャーは、一般的なものよりかなり薄い0.3㎜の8mmボルト対応のものでした。
例外的に一度だけ、知り合いのYAMAHAビラーゴ400CCに0.5mmを利用した実績を知っていますが、
0.3mmが一般的な形ではないかと思われます。
今回のFTR223のクラッチレバーのガタのブレは約40mmくらいになっていましたが、
過去の経験から0.3mmを使うことにしました。
手持ちがなかったので、Amazonで調達することにしました。
キタコ(KITACO) スペーサーワッシャー 汎用2個入り 8.5X15X0.3 K-CON 0900-090-90105
送料込みで242円です(2023/3/1現在)。
商品は二日で届きました。
パッケージ印字表記の値段の通りで送料無料分のお得感があります。
作業
作業は10分ほどになります。
クラッチは可動部分の端が、長年の使用ですり減っています。
レバーよりもホルダーがすり減っている感じがします。
ボルトは8mmですが、使うスパナは10mmです。
外してみると、サビと汚れだらけです。
パーツクリーナーを吹きかけてグリスを塗り対応します。
購入したワッシャーはクラッチレバーの下部に差し込んで、
あとは元の手順で組み立てて完成です。
ここで、取扱説明書ではクラッチレバーの上部に差し込む絵となっていますが、
私のやり方は、いつもクラッチレバー下部差し込みです。
これまでいろいろ試してみましたが、下部差し込みの方が効果覿面でした。
今回の使用感も、
上下のガタつき感が全くなくなりました。
快適です。
繰り返しとなりますが、
このワッシャーを挟み込む対応方法は賛否両論ですが、
もちろん私の経験ではコレが正解となっています。
お約束ですが、
参考にされる方はあくまでも自己責任でお願いいたします。