ホンダFTR223が走行中に突然電気系統が全滅。ヒューズが飛んだわけですが、その原因は。。。
2016/04/10
2015年9月13日の午前中、ホンダFTR223が走行中にウインカーが左右とも作動しないことに気がつきました。ホーンもダメです。鳴りません。突然電気系統が完全に全滅したと思われます。
おそらくヒューズが飛んでいることは明らかなのですが、このまま停車してエンジン停止するとスタートボタンは使えませんし、セカンドギヤで押し掛け発進でエンジンが動作するか?疑問でした。押しがけはつらいですけどね。
幸いにもなんとか市営駐輪場にたどりつきました。夜間でなかったのは不幸中の幸いでした。駐輪場は屋内である程度の作業は可能です。
目次
ヒューズの交換するのはいいのですが、原因を突き止めないとおそらくヒューズはすぐにまた切れます。
ヒューズ交換の前に、原因を突き止める必要があります。原因の殆どはショートということになります。これを特定しないと、交換したヒューズはすぐに切れてしまう可能性が高くなります。特定するためには工具が必要です。
私は以下の工具を常にFTR223に携帯しています。これら全ては恥ずかしながら100円ショップで購入したものです。
左から、10mmと8mmのメガネスパナ、10mmが内蔵された六角レンチ、小型プラスドライバー、です。
まずは、ヘッドライトの確認を行いました。ヘッドライトの中身です。バルブ交換や確認作業をするためにはプラスドライバーでヘッドライトの枠をはずします。
当時の作業中の画像はないので、下の画像は後から撮影したものです。ヘッドライトの枠が右端に一部見えます。
赤丸印部分が腐食して、それに伴い断線した配線がありました。
配線は銅線が剥き出しになっていて、これがショートの原因だと考えられました。
赤三角部分はコードの断線部分で、駐輪場のオヤジさんにビニールテープを一切れもらって、漏電対策したものです。
それにしてもサビサビです。記録によると2009年5月に交換しているので、6年でこういう状態になったようです。そういえば、2009年5月の交換時もサビサビでしたね。
参考記事⇒HONDAのバイクFTR223のヘッドライト交換
ヘッドライトのカバーがない場合、6年経過でこのような状態を覚悟しなければならないかもしれません。
ヒューズの交換ですが、格納場所はシートの下にあります。厄介なことにネジを三箇所外さねばなりません。
私は工具のほかに、念のためにヒューズも携帯しています。FTR223は15Aのミニ平型ヒューズです。
2個セットで、税抜き130円です。
ヒューズの交換ですが、格納場所はシートの下にあります。厄介なことにネジを三箇所外さねばなりません。
赤丸印部分の両サイド2箇所は10mmの6角レンチではずし、赤三角部分の泥よけの裏側に10mmの六角ナットがあり、これを外します。
さらにキャップを外すと、ヒューズが出現します。
後は動作確認です。
ヘッドライトの上向き部分が使えなくなりましたが、その他はOKでした。ヘッドライトは新規に調達です。
シートカバーをセッティングする前に、動作確認です。
ヘッドライトの上向き部分が使えなくなりましたが、その他はOKでした。何とか走行は可能でした。
自宅に帰り、Amazonで新規にヘッドライトを調達しました。
[ バイクパーツセンター ] 汎用 4.5インチ ベーツライトAssy 黒 H4バルブ 313111 色は黒です。同じ型のシルバーは品切れでした。価格は送料税込みで3,384円でした。
なんと、翌日夜間に商品は届きました。
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