南側(道路側)のフェンス作成その1
2015/09/14
目的は道路側(南)からのある程度のプライベートの確保でした。1999年1月の話です。
柱はウエスタンレッドシダー材を使用しました。
いろいろな方面でアナウンスされていますが、ウエスタンレッドシダー材は、そのままでも「防虫」「防腐」「耐久性」に優れた素材とされているようです。アメリカでは瓦の代わりに使用れさるコトもあるそうです。
思いたったった当初、出来合いのもののラテイスフェンスが「1,800㎜×900㎜の枠付き」で格安だったので、思わず目がくらんで使用することにしました。「防腐防虫処理済み」と表示してありましたが、素材はわからずじまいで、店の人もわからなかったというありさまでした(怖)。
まあ、腐って元々という感じで使用してみました。ウエスタンレッドシダー材以外の耐久性を検証するいい機会でもありました。
実は、これが実質の野外DIYの挑戦の始まりになりました。
完成後、このフェンスは十年あまりにわたり、台風やらのいろんな試練に遭うことになりましたが、なんだかんだで意外と持ちこたえるものです。
その後、13年目には、いよいよ本腰入れての修復もやらざるおえない状況になりました。
目次
仮止め感覚で安易にフェンスを作成
下の写真は仮止め感覚で安易に作成したフェンスの全体図です。
なぜならば、雨にたたられてしまい、作業時間を4時間しか確保出来なかったからです。
下準備もそこそこに、現場合わせで、カンを頼りに水準器も使わずにやりました。
完全にカンです。
支柱の固定には全てSimpson社のメットポストを使用しています。
なお、Simpson社のメットポストは2014年11月現在のところ、すでに販売されていない可能性があり、入手困難と思われます。
ちなみに、アイリスオオヤマ製で代用可能かもしれません。
下の写真は拡大したものです。
写真では比較的水平がキチンと保たれている様に見えます。
しかし本当のところは、水平のでこぼこがかなり目立ちます。
結局いろいろな物事は、「妥協した分だけハネ返ってくる」ということになります。とくにあとあとに。。
ただ、実用的には問題はありませんでした。
その年、1999年9月24日に台風18号がやってきてフェンスに被害が出ました。
台風18号によって、フェンスが、ガタガタになりました。
ポストの足場が、柔らかい花壇の中だったため、大量の雨により、地盤沈下したのが原因です。
このページの最初で述べたとおり、仮の形で作ったのも大きな原因です。
余談ですが、「デッキ」「隣家東側外柵」は基礎を必要以上に頑丈にしていたので、被害は全く認められませんでした。
やはり、基礎つくりは大事なポイントですね。
2日後被害の修復にチャレンジしました。
地盤が柔らかい花壇の中のに支柱を立ててのが災いして、写真のように支柱は沈下しています。
対策として、コンクリートの流し込みを検討しましたが、対策を施してもまだ、沈下するおそれがありました。
結局、将来的な変更の可能性を考慮して90㎝の深さから砂利を敷き詰めた中に、メットポストを埋め込みました。
しばらくはこのまま様子を伺うことにしました。で、現在(2014年11月)に至っています。
手軽なラティスフェンスはあとからの活用性の幅が大きいかもしれません。
ラティスフェンスはコンテナガーデニィングには最適です。
「百円ショップ」などで購入したプラスチック性の鉢も、ラティスに引っ掛けるとそれなりに引立ちます。
視点の高さを自由に調節できることは、かなり大きいポイントですね。
ラティスフェンス5年後の耐久性について
腐ってもともとという感じで作成したフェンスでしたが、5年経過した現在も使用に耐えていました。(2004年3月26日現在の画像)
これは、予想に反していい結果でした。
下の画像のように、コンテナボックスの使用にも耐えており、機能的な問題は全くありません。
後日わかった事ですが、このフェンスの素材は中国杉らしい。です。
購入時からある程度防腐処理はされていました。もちろん1年に1回夏にスティンの塗りなおしは行っています。
ただし3年目に入ったあたりで、ラテイスの交差部分が固定されているホッチキス?が飛び出すという事態が発生しました。
ホッチキス部分がのようになっていたためです。
を使用したラテイスがほとんどだが、南側フェンスで使用したラテイスはそうではなかった。
いろいろと検討した結果、下の画像のような「10ミリの木ねじ」で交差部分を固定することにしました。
交差部分は1枠あたり、72ヶ所に及びますが、間引きして約40ヶ所平均で固定しました(合計280)。
現在のところそれ以外の問題点は発生していません。
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