ど素人おじさんの報告書WP

悲しいかな、我々「おじさん」の世代はかなりヤラレっぱなしのキビシイ状況が続いています。 しかしながら、まんざらすてたもんでもない部分も多少なりともあるはず。

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24年間使っていた台所のレンジフードの換気扇が動かなくなったので対応しました。

      2023/06/27

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レンジフードの換気扇はすでに20年越えの使用でしたが、
2021年夏ごろから、異音がしたり吸気が弱くなっている感じがしました。
問題が起こるたび清掃やモーター軸の隙間のグリース注入でダマシダマシの対応を行いました。

2023年4月20日の朝、ついに24年間使っていた台所のレンジフードの換気扇が動かなくなりました。
困ったことに、いつもの対応の「清掃やモーター軸の隙間のグリース注入」はほとんど通用しませんでした。
スイッチONの後かすかに回るだけです。

モーターをバラシて対応も考えましたが、スキル面に不安があるため換気扇部取り換えの方向で検討しました。

まずはハウスメーカーに打診し、その旨の見積もりをお願いしたところ、
提示金額が工事費30,000円+換気扇本体25,000円+消費税5,500円=60,500円
でした。今の私にはかなり高すぎる金額提示です。
それと、なんとなくそっけない感の対応が心が萎みました。

とういうことで、いつものように?(笑)DIYです。

換気扇の調達

フードレンジの型番は富士工業(FUJIOH)FVM-901Lでした。
しかしながらメーカーのサイトではこの型番の情報は削除?されていました。

型番FVM-**1L

※補修部品の供給と修理の対応も終了いたしました

という案内表示が出ていました。

ならば、改めて情報を集めなおすと、
サイズが近い30cmでということで、プロペラや本体がプラスチック製で、
レンジフードのスイッチ接続にこだわらなければ、約3千円からの選択肢があるようでした。

いろいろと悩んだ挙句、やはりこれまでと同様に台所で永い使用を考慮して、
純正と同様に総金属製にすることにしました。

いろいろ情報を取集していると、LIXIL サンウエーブのV-25L1という型が適合することが判りました。
AmazonのレビューにもレンジフードFVM-901Lに取り付けした例も存在していました。
これに決定です

LIXIL サンウエーブ 交換用金属換気扇 【V-25L1】sunwave リクシル

amazonでは2023/05/05現在で送料込み15.500円でした。

到着した商品の確認

商品は3日で到着しました。
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厳重に梱包されていました。
ケーブルの形状は、既存分と同様、完全互換で延長ケーブル付きです。
ただ困ったことに、取扱説明書はありません。
あと注意点は電源OFFの時はロックがされてシャッターが開かない仕組みになっているようです。
これには一瞬、不良品かもと誤解を招くことになるかもしれません。
それまで使用の換気扇は単純にシャッターが電源OFFでも指で開きます。

本体のOPENはこれまでのネジ式ではなく、
ワンタッチの留め具です。
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プロペラは淵の部分がこれまでフラットでしたが、
一部波型になっています。
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本体を開いて、
換気扇本体の固定を確認しました。
画像の通り、上部に手回しネジを2ケ所ねじ込んで固定する仕組みになっていました。
ネット上で広く知られている一般的なやり方となります。
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実際の作業

まずはレンジ周りの養生です。
以前ホームセンター購入した大型ラップを使いまわしします。
今回以前に10回ほど使いまわしています。
一つ持っていると便利なアイテムですね。
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換気扇本体周りはガンコな厚い汚れで大変なことになっています。
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すかさず簡易的な掃除用具を自作します。
ウェットティッシュを棒に巻き付けて、
何回も使える結束バンドで結び付けたものです。
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既存の換気扇の留め部分を自作棒で探します。
ところが、上部にネジを2ケ所ねじ込んで固定の方法が取られていません。

探っていくと、4か所がネジ固定されているようでした。
画像の2ケ所の赤丸は上部の固定箇所で、
画像に写っていませんが下部にも2ケ所確認できました。
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ネジを外しても、固着していてなかなか外せません。
永い歳月がうかがえます。
マイナスドライバー2本で強引に外していきます。
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やっと外しました。
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以前使用されていたネジは上の4本で不揃いです(驚)。
下は念のため今回使うことになるかもしれない想定で、
長さ3.5mmのコースレッドを用意しました。
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おそらく換気の開口部の上部が必要以上に大きかったことが原因で、
標準の固定方法が出来ず、急場の対処した結果に違いないと思われます。
やれやれ、あきれました。
今後、これにかかわった業者とは関わらないと決めました。

対策として、
開口部の上部に、木材をかまして対応を考えました。
しかし開口部にはシート加工がくまなく施されていましたし、
加工の手間暇を考慮すると割に合いません。

ということで、
念のため用意しておいた4つの3.5mmコースレッドをもとの固定位置に合わせてねじ込みました。

取付自体の時間は5分ほどですが、
取り外し前の養生や取り外し作業を含めると30分超えた時間を要しました。

取り付け後

明らかに、吸入能力はアップしてました。
音も静かです。

参考にされる方は、いつものように自己責任でお願いいたします。

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