ど素人おじさんの報告書WP

悲しいかな、我々「おじさん」の世代はかなりヤラレっぱなしのキビシイ状況が続いています。 しかしながら、まんざらすてたもんでもない部分も多少なりともあるはず。

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ウッドデッキ1次展開その4—–柱、梁、床張り、そして完成へ

      2015/03/15

柱と束石の固定は10㎜のステンボルトと座金を使用しました。

柱の設置について少し工夫をしました。

さらに柱について、は「湿気対策」を行いました。

土台ブロックがコンクリート製のため、雨が降ると当然湿気を含むことになるからです。
その対策として、土台と柱の間に、耐光性の化学素材のシートを敷きました。
このシートはトラックの荷台などで使用されるものらしく、1m×3mで2,000円で購入しました。
(ちなみのこのシートはバイクのシートの補修でも利用しました。10年たっても劣化はほとんど見られません)

多少の柔らか味やクッション性もあります。
柱
なお、柱の湿気対策においては、いくつかの方法が、ネット上に紹介されています。

「柱の底にボルトを打ち込み土台との隙間を空ける方法」
「専用のアンカー器具を使用する方法」

など、さまざまです。

床張りまでの作業、梁の取り付け調整

梁のことは、「根太」と呼ばれてているようです。

image

間隔は

縦約45㎝ピッチ
横90㎝ピッチ

としました。
しかし振り返ってみると、このパターンは一般的なやりかたの強度よりも、オーバースペックの感があります。
縦の部分が余計だったかもしれません。ただし、私の場合は、まっすぐの床材がそうそうなかったので、床材の「あばれ」や「ばらつき」を45cmのピッチで調整できたので、かなり有効でした。

参考までに、DIYで有名なドイド様配布のパンフレット(2000年1月ごろ)には、86㎝×86㎝とされていました。

このプロセスはクランプで仮固定を行いながら、水平器を確認しつつしゴムハンマーで調整していきます。

作業が進むにつれ、床材を仮置きしていきますので、私は同時に、複数の床材を並べながら、どの木材が適正か?と進めていきました。

最終的に水平が取れたところで柱と根太は65㎜コースレット3本ずつでサンドイッチしました。
補助の縦1本の根太はSimpon社のH1という金具(通称ハリケーンタイ)で固定しました。

シンプソン 2X4 H1 53-620

斜めの傾斜部分は、同じくSimpon社のA35という金具(通称フレーミングアンカー)とA34(通称アングル)を曲げたりして、対応しました。

シンプソン 2X4金具 フレーミングアンカー A35 53-604


シンプソン 2X4金具 フレーミングアンカー A34 53-603

この作業ステップは、修正に次ぐ修正となります。
私の場合は、雨にもたたられ、4日ほどを費やしました。

雨の日には電動ドリルは感電してしまいました。かなり危ないので雨の場合は作業は中止しました。

この作業は、1999年7月10日でほぼ完了しました。

天候の影響も大きかったですが、ここまでの作業で約3か月を要しています。
作業後は床材を仮置きして、強度を確認して、しばしウッドデッキ気分を楽しみました。

いよいよ最終ステップの床張りです

一般的にネット上では、「床張り」が一番簡単そうに記述されている場合が多く見られます。
「あまりにスムーズにコトが運び拍子抜けでした」
という感じでコメントされていたりします。

スムーズにコトが運ぶ場合は、床張りのラインが1本の板で張っていける場合と木材がほぼまっすぐなものを使った場合だと思います。
ところが、私の場合は少なくともそれらは当てはまりませんでした。

床に使う木材が悲しいほど、ほとんど曲がっていたからです。

それと、少なくとも2本以上の床材を並列に並べて張らなければならない場面が多かったことです。
継ぎ目の部分ですね。

実はこれが大変な作業でした。

私の床張り作業は、1枚の床材に対して、画像のような厚さ1.5㎝になるようなスペーサー(杉の端材で作った)を3カ所あてがい、
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右図のように3本のクランプで固定して、ラバーハンマーで床材の「あばれ」を力任せで矯正しながら根太にコースレッドを打ち込んでいくというものでした。

この床板の隙間の間隔については様々な意見が見受けられますが、私の場合は、以前作成したテーブルの経験が元になっています。
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本当のところは、床面にネジや釘の目立たない金具を使いたかったのですが、床材の「あばれ」のため断念せざるおえませんでした。

さらに、継ぎ目の部分で凹凸がどうしようもない部分は、グラインダーで削って対応しました。
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やはり、この作業も雨にもたたられ終了までに約1週間を要しました。

それと今回の1次フェーズでは「床下点検口」は作成しませんでした。
「手すり」と同じように、使い勝手を見ながら、どこにどれだけ作るべきかを検討することにしました。
それまで床下にものがけっこう落ちたんですけどね。

そして第一次展開のウッドデッキは完成しました。

というわけで1999年7月30日(金)にようやくウッドデッキの1次段階が完了しました。
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とはいっても、まだまだ未完成で、次のステップがあるんですけどね。
今後もあせらずに、徐々にバージョンアップできればと思いました。
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完成した夜には、さっそくお決まりのバーベキュー大会を催しました。

しばらく使用して感じたこと、デッキの色について

デッキの作成時において塗料はアサヒペンの野外用防虫防腐塗料「ライトオーク」を使用しました。

注意しなければならないのは、
使用する塗料の色があまり薄いとバーベキューなどの際のたれ染みなどが目立つことです。反対に濃いすぎると「諸々の汚れ」が白く目立つところかもしれません。2000年夏にはもう少し濃い色に塗り直しました。

とは言っても、本当のところはそれほど気にはなっていない部分でした。
もしこのデッキが、100万円相当で外注したものならば、かなり神経質になっていたでしょうけど。

デッキの端の部分の処理について

実はまだ、手すりやステップの取り付けなど迷いの部分がありました。
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上の画像はデッキの端の部分でまだ飛び出した根太の部分を処理していません。
理由は、ヘタな作業台よりなかなかよい使い勝手だからです。

それと、単純にへばった部分もありました。

 - ウッドデッキ

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