バイクのユーザー車検にトライした理由
2016/04/10
当時まわりには、経験者は誰もいませんでしたが、いろんな情報を集めるうちに「もしかすると自分で出来るかもしれないな」と思い始めたことがきっかけです。
このコンテンツは、整備のテクニックを披露するのではなく、あくまでもユーザー車検の手順についてのことになります。あるいは「体験記」と表現したほうがいいかもしれません。
ただし、できるだけ「不測の事態」や「例外的」なものまで触れるようにしています。
以下のことは留意点です。
- 言うまでもなくユーザー車検はあくまでも自己責任。
- 各々の陸運支局の対応は、おそらく微妙な温度差(ローカルルール)がある。
- 実際の車検を受ける際、受付予約から審査まで、たびたび微妙な改善/変更が行われている。
ユーザー車検のメリットは?
ユーザー車検を受ける最大のメリットは、費用を節約出来るという部分です。
もちろんこの前提は、ある程度メンテナンスが行き届いている事になります。ちなみに私は、整備士の免許など持っていません。
バイクには、ブレーキパット、プラグやオイル類やタイヤなど消耗品的な部分が数多くあります。
バイクショップ等に車検依頼した場合、オイル類など規定の交換時期に達していない場合でも、指定しない限りか交換される場合が多いようです。普段から、ある程度メンテナンスしているユーザーにとって、これが大きなロスとなります。また、それらはユーザーそれぞれの使用条件下で大きな違いがあることは言うまでもありません。
つまり、修理/メンテナンスが必要な部分が基本的に無い場合、ユーザー車検の費用は
基本的費用 |
(検査申請書類等+検査手数料+自動車重量税+自賠責保険料)=およそ3万円未満 |
ということになります。
誤解の無いように記述しますが、「バイクショップ等に車検を依頼した場合は損をするのか?」というと、必ずしもそうとは言えません。自分で出来ない整備/処理をプロに任せたほうが良い場合もあるからです。たとえば交換したエンジンオイルの処理とか、素人には難しいオイル漏れ、燃料漏れの処理、タイヤ交換やその廃棄、チェーン交換などその他もろもろあります。
しかしこの場合でも、「車検前に整備としてショップに依頼するだけ」にすれば、「検査代行手数料」を節約出来ることになります。
繰り返しになりますが、このコンテンツでは、整備のテクニックを披露するのではなく、あくまでもユーザー車検について述べていきたいと思っています。