2023/1/14追記あり:FTR223の右ウインカーが突然点きっぱなしになり、いろいろ点検確認したんですが最後にたどり着いたのはウインカーリレーの交換でした。難易度は低めの簡単作業です。
2023/01/24
2022年6月中旬ごろ雨の日が続いていたのですが、夜間にFTR223の右ウインカーが右スイッチを入れると点滅せずに点きっぱなしの状況になりました。
翌日、ハンドルスイッチの分解洗浄、配線の断線チェックを行ったのですが、効果なく、ウインカーリレーの不具合と想定しました。
FTR223は2008年中古で購入し、かれこれ14年目の20万km越えのバイクですが、これまでウインカーリレーを交換したことは一度もありませんでした。
ともかく、ウインカーの不具合は法令違反なので速やかな対応をしなければなりません。
ウインカーリレーの交換と聞くとレベルの高い作業のような印象を受けますが、実はそれほどの難易度はありません。
ウインカーリレーの調達
実はこれまでにウインカーリレーをほかのバイクで交換をしたことはありますが、購入したことはありませんでした。
Amazonで検索すると1000円以下から4万円以上、と様々で訳が分からない状態です。
【ノーブランド 品】フラッシャーリレー 12V 2ピン オートバイ用 LED ターン シグナル ランプ 継電器
2022/7/5現在でなんと送料込みで230円です。
信じられない価格でしたがダメもとで即購入です。
商品は1週間で届きました。
届いたものは商品ページの印象とは違う感じでしたが、続行します。
取付セッティング
ウインカーリレーの場所は様々ですが、
FTR223のウインカーリレーの場所はタンク下にあります。タンクを外さなければなりません。
まずは、タンクを外すためにシートを外します。
タンクの固定は12mmのボルト1本です。
ボルトを外す前にタンクのコックをOFFにしてホースを外します。
ホースを抜く前に、ガソリン漏れ対応のため念のため汚れてもいいタオルをあてがいます。
でも実際はガソリンはほとんど漏れませんでした。
タンクを外すと、ウインカーリレーが現れます。
やや右下の汚れている黒い物体です。
これも汚れてます。
余談ですがタンクは下の赤丸部分にタンク前部を差し込んで固定されていたのです。弾力性のある素材です。
やれやれ
ウインカーリレーは固着してなかなか外れません。
外した後は念のためコネクターにコンタクトスプレーを振りかけます。お約束です。
外したウインカーリレーの印字はほとんど判別不能で型番やら何やらわかりません。
14年の歳月を感じます。
接続して動作確認します。
OKです。購入したウインカーリレーは点滅速度の変更も可能な仕様ですが、そのままでいい感じです。
ただし、ウインカーリレー特有のカチカチ音はしません。
まぁよしとしましょう。
あとは逆の手順で組み立てです。時間にして作業時間はなんと15分といったところです。
装着後、300kmほど走行しましたが、問題なしです。
どこまでもつか?
何かありましたら耐久性の報告をいたします。
参考にされる方はあくまでも自己責任で。
2023/1/14追記。
半年ほど経過して夏から冬になりましたが、気温が低いとハイフラッシュ(高速点滅)になる場合が多々出てきました。やや気になりますが、使用に差し支えなく次第に収束するのでそのまま継続使用しています。
タンクを外して調整ネジを操作するのはやはりおっくうですからね。
まぁ、あまりにも格安品なので許容でしょう(笑)。